昨年秋に引き続き、雲仙・仁田峠へ紅葉を愛でに行って来ました。昨年は生憎の天候に見舞われ、峠からの眺めは散々でしたが、今年は打って変わって雲一つ無い澄み切った秋空。妙見岳の山頂付近でもほとんど無風で、ゆっくり落ち着いて観賞することが出来ました。
小浜でちゃんぽんを食べて腹ごしらえをしてから、仁田峠へ向かいました。特に渋滞も無く、快調に雲仙の温泉街からゴルフ場を過ぎ、いざ登らん仁田峠!と入口に近付くと、なんと「仁田峠まで2時間」という渋滞を知らせる看板が嫌でも目に留まりました。この時点で時刻は15時ちょい過ぎ。もし本当に2時間掛かるのなら、峠到着時間は17時。夕暮れの時間帯です。諦めてUターンする車が続出する中、行くか行かざるかを瞬時に判断した結果、「ピークの時間帯は過ぎてるだろうから、流石に2時間は掛からないだろう」という都合の良い判断を下し、そのまま突き進むことに決定しました。しかし、その前に本当に2時間ハマったら洒落にならないと思って、一旦Uターンしてゴルフ場近くの休憩所でおしっこを済ませました。峠までの道中は一方通行の一本道で、休憩所は無く、峠の駐車場までおしっこは出来ません。今年の4月から通行料が無料になった仁田峠循環自動車道を登り始めると、5分も経たない内に渋滞の最後尾に到着しました。そこからは大分弁で言うところの
一寸ずりで、ちょっと進んでは止まりを繰り返し、結局1時間ちょっと掛かって峠の駐車場に到着しました。

峠の駐車場に車を停め、先ずはおしっこをしました。1時間前に済ませたばかりですが、ドラえもん柄の魔法瓶に入れたホットコーヒーを紙コップに注いで飲みながら運転していたのと、やはり冷えからトイレが近くなっていたようです。滝のような勢いでおしっこを済ませ、先ずは売店傍の展望所から周りの景色を眺めました。

澄み切った秋空の下に平成新山の荒々しい山肌がクッキリと見えます。余りにも天気が良いので、今日は思い切ってロープウェイにも乗って、更に上の方へ行ってみることにしました。
雲仙ロープウェイは往復で大人一人1,220円と結構なお値段です。

売店でチケットを購入し、階段で乗車口へ向かいました。その途中に、永田誠二という方の作品かと思われる謎のオブジェを発見致しました。人間の生首のようなその謎のオブジェは、これからロープウェイに乗る人間への永田誠二氏からの暗黙のメッセージ(例えば、ロープウェイが落下したらあなたはこうなりますよ...など)が託されているのかもしれません...。

ロープウェイに乗り込み、更なる高みを目指して発進致しました。流石に山の上をダイレクトに登って行くだけあって、風景の美しさに思わず歓声を上げてしまいます。


ロープウェイの足元がもしスケスケの透明仕様であったならば、もっと迫力は増していたとは思いますが、十分な迫力でした。これは1,220円の価値はあります。仁田峠に来て、快晴だったらロープウェイに乗ることをお奨め致します!


ロープウェイの登場時間はわずか3分ほどでしたが、駐車場から結構高い位置にあることが確認されました。眼下の道路にはまだ渋滞が続いている車の長い列がうっすらと見てとれます。もうみんな引き返せないのです。

ロープウェイを降りると、そこから更に徒歩で妙見岳の展望所や妙見神社に登ることが出来ました。写真は、その妙見岳展望所を眺める私の後姿です。実はこれは既に展望所へ登った後に撮りました。

こちらはロープウェイ乗車口から降りてすぐの展望所から橘湾方面の眺めです。幾重にも連なる山々の姿に見とれてしまいます。しかしながら丁度西日というか、日が沈む前でこっちの方角はとても眩しかったです。午前中に来ていたら、もっとスッキリ見えるのではないでしょうか。

紅葉だけでなく、ススキもこのように咲き乱れており、深まる秋を感じ取ることが出来ました。

一頻り堪能し、そろそろロープウェイの最終便が近付いてきたので、帰路に着くことにしました。尚、ロープウェイには死体の持込は勿論の事、不潔又は臭気の為、他の旅客の迷惑になる人は乗れないようですので、夏場などは汗の臭いに気を付けた方が良いかもしれません。

因みに気温は12℃程。快晴とは言え、やはりこの高さだと結構寒くて、吐く息も白かったです。

帰り道は渋滞も無く、スムーズに暮れなずむ山間の景色を眺めながら、知らない道を通って帰りました。知らない道を選択したお陰でどうやら遠回りになってしまったようですが、愛野町でこのようなカッコイイ風力発電設備を間近で見ることが出来て、これで良かったのだと思うことにしました。そして、焼肉を食べてから自宅に帰りました。